HOME | 催眠術スクール | 催眠術を怖がる人の思考の特徴

催眠術スクール&催眠術カフェ東京|催眠術体験できる場所
   

催眠術を怖がる人の思考の特徴

拒否しているのは催眠ではなく「失う可能性」

 
催眠術に興味はある。
でも、どこか怖い。
正体が分からない。
自分が自分でなくなる気がする。
こうした反応は、決して珍しいものではありません。
むしろ、非常に典型的です。
催眠を怖がる人は、
臆病なわけでも、理性が弱いわけでもありません。
そこには、はっきりとした思考の特徴があります。
 
特徴1
自分の意識を「完全にコントロールしていたい」
催眠を怖がる人の多くは、
普段から思考で自分を保っています。
考えて判断する。
先を予測する。
リスクを避ける。
このタイプの人にとって、
意識は安全装置です。
催眠と聞いた瞬間、
「意識を失う」
「判断力を奪われる」
というイメージが浮かびます。
それはつまり、
唯一の安全装置を外される感覚です。
怖さの正体は、
催眠そのものではなく、
コントロールを手放す可能性です。
 
特徴2
無意識を信用していない
催眠を怖がる人は、
無意識という言葉に強い警戒を示します。
自分でも分からない部分。
勝手に反応する領域。
理屈が通じない場所。
そこに対して、
「信用できない」
「危険かもしれない」
という評価を下しています。
しかしこれは、
無意識が暴走しやすいからではありません。
過去に、
感情で失敗した。
衝動的に後悔した。
流されて傷ついた。
そうした経験がある人ほど、
無意識を抑え込む癖がつきます。
催眠は、その無意識に触れる行為です。
だからこそ、怖く感じるのです。
 
特徴3
「操られる」という物語を信じている
催眠を怖がる人の頭の中には、
非常に強力なストーリーがあります。
催眠=操られる。
催眠=意志を奪われる。
催眠=変なことをさせられる。
これは、映画やテレビによって作られた物語です。
しかし、無意識は
事実と物語を区別しません。
リアルに想像できるものを、
現実と同じように扱います。
そのため、
催眠という言葉を聞くだけで、
恐怖反応が自動的に立ち上がります。
怖がっているのは現実ではなく、
頭の中の映像です。
 
特徴4
「自分が変わってしまう」ことへの恐れ
催眠を怖がる人ほど、
実は変化の可能性を感じ取っています。
だからこそ怖いのです。
もし本当に変わってしまったら。
今までの自分ではなくなったら。
考え方や感じ方が変わったら。
それは、
成長への恐れであると同時に、
アイデンティティ喪失への恐れでもあります。
今の自分で生き延びてきた。
この考え方でやってきた。
その土台が揺らぐ感覚を、
無意識は危険と判断します。
 
特徴5
「自分はかからない」と言い切る
催眠を怖がる人ほど、
こう言います。
「自分は絶対にかからない」
これは強がりではありません。
防衛宣言です。
かかるかもしれない。
影響を受けるかもしれない。
その可能性を認めた瞬間、
怖さが一気に現実になります。
だから先に否定しておく。
それ以上近づかないための壁です。
催眠を怖がる人は、実は深く入る素質がある
皮肉に聞こえるかもしれませんが、
これは事実です。
催眠を怖がる人は、
想像力が強い。
内面感覚が鋭い。
無意識の影響をよく知っている。
だからこそ、
無防備になることを避けてきました。
適切な説明と安全な環境があれば、
非常に深い体験をする人も多いタイプです。
催眠を怖がる必要はない理由
催眠は、
意識を失う技術ではありません。
自分が消える状態でもありません。
むしろ、
普段よりも自分を観察できる状態です。
拒否もできます。
判断もできます。
やめることもできます。
怖さの多くは、
知らないことから生まれています。
おわりに
催眠を怖がる人は、
弱い人ではありません。
むしろ、
自分を守る力が強い人です。
その防衛が、
少し過剰に働いているだけです。
無意識は敵ではありません。
敵だと思ってきたから、怖くなっていただけです。
理解された瞬間、
怖さは静かにほどけていきます。