HOME | 催眠術スクール | 催眠術にかかる顔 催眠術にかからない顔

催眠術スクール&催眠術カフェ東京|催眠術体験できる場所
   

催眠術にかかる顔

催眠術にかからない顔

人相学という視点から見た「入りやすさ」の正体

 
はじめに
催眠術を長くやっていると、ほぼ必ず聞かれる質問があります。
「先生、この人、顔つき的にかかりそうですか?」
あるいは、
「自分は催眠にかかる顔じゃない気がするんですが……
こうした問いは、半分は冗談で、半分は本気です。
そして正直に言えば、
顔つきから傾向を読むことは可能です。
ただし、それは
「この顔だから必ずかかる」
「この顔だから絶対にかからない」
という単純な話ではありません。
この記事では、
人相学的な観点から見た
催眠術に入りやすい顔の特徴
入りにくい顔の特徴
そして最後に、
それでも人相だけでは決まらない理由
ここまでを、誇張せず、現場感覚ベースで整理します。
 
そもそも人相学とは何か
人相学とは、
顔の形
目の使い方
筋肉の緊張
表情の癖
こうした要素から、
その人の思考傾向や注意の向け方を読み取る技術です。
占い的に語られることも多いですが、
実際には心理学や行動観察に近い側面があります。
催眠術との相性が良い理由は明確です。
催眠とは、
「注意がどこに向きやすいか」
「イメージに没入しやすいか」
これを扱う技術だからです。
 

催眠術にかかりやすい顔の特徴

1. 目の焦点が柔らかい
まず最も重要なのは、目の使い方です。
催眠に入りやすい人は、
普段から目の焦点が少し曖昧です。
ぼんやりしている、という意味ではありません。
一点を凝視するよりも、
全体をふわっと捉える視線。
このタイプは、
外界よりも内側のイメージに注意を向けるのが得意です。
結果として、
言葉によるイメージ誘導に自然に入っていきます。
 
2. 表情筋が過度に固まっていない
顔全体の筋肉が、
常にキュッと固まっている人。
このタイプは、
無意識に常時ブレーキをかけています。
一方で、
表情に余白があり
無表情でもどこか柔らかい人。
このタイプは、
緊張と弛緩の切り替えがスムーズです。
催眠は「脱力」が入口です。
顔の筋肉が柔らかい人は、
そのまま意識も緩みやすい。
これは非常にわかりやすい相関です。
 
3. 口元が閉じすぎていない
人相学では、
口元は「受け取る姿勢」を表します。
常に口角が下がり
唇を強く結んでいる人は、
情報を選別し過ぎる傾向があります。
逆に、
自然に口元が緩み
少し開きやすい人。
このタイプは、
言葉を一度そのまま受け取る癖があります。
催眠においては、
この「一度受け取る」という姿勢が非常に重要です。
 
4. 額に余白がある
額が広い狭い、というよりも、
使い方の問題です。
眉間に常にシワが寄っている人は、
思考が常に前に出ています。
一方、
額全体がフラットで
考えていない時間が作れる人。
このタイプは、
意識をオフにするのが上手です。
催眠とは、
考えない状態を作る技術でもあります。
 

催眠術にかかりにくい顔の特徴

1. 目が常に一点を監視している
鋭い視線。
瞬きが少ない。
周囲を常にチェックしている。
このタイプは、
外界への注意が非常に強いです。
「何をされるか」
「変なことは起きないか」
無意識で監視を続けています。
催眠は、
監視を手放した瞬間に始まります。
そのため、このタイプは
導入に時間がかかります。
 
2. 顔の左右差が少なすぎる
これは少しマニアックですが、
人相学では重要なポイントです。
顔の左右差がほとんどない人は、
自己制御が非常に強い傾向があります。
感情が顔に出にくく、
常に一定の自分を保とうとします。
結果として、
トランス反応が外に出にくい。
「かかっていないように見える」
という状態になりやすいのです。
 
3. 下顎が強く、噛み締め癖がある
顎が強い人は、
意志も強いです。
これは良い悪いではありません。
ただし催眠においては、
意志の強さが抵抗として働く場合があります。
特に、
歯を食いしばる癖がある人。
このタイプは、
無意識に「負けない姿勢」を取っています。
催眠は勝ち負けではないのですが、
本人の体がそう解釈してしまうのです。
 
誤解されがちなポイント
ここで重要な注意点があります。
「かかりにくい顔」=「かからない人」ではありません。
むしろ、
最初は反応が出にくい人ほど
深く入った時の変化が大きいケースも多い。
人相は、
あくまで入口の傾向を示すだけです。
 

本当に催眠に入れるかを決めるもの

最終的に重要なのは、顔ではありません。
信頼。
納得。
安心。
この3つです。
どんな顔つきでも、
この条件が揃えば、
人は自然にトランスに入ります。
逆に、
どんなに「かかりそうな顔」でも、
不安や疑念が強ければ入りません。
 
人相を見る本当の意味
催眠術師が人相を見る理由は、
「選別」ではありません。
言葉をどう選ぶか
どこから入るか
これを判断するためです。
慎重そうな顔なら、
説明を丁寧にする。
感覚優位そうな顔なら、
イメージから入る。
人相とは、
相手を理解するための地図です。
 
まとめ
催眠術にかかる顔。
かかりにくい顔。
確かに傾向は存在します。
しかしそれは、
能力の優劣ではありません。
ただの入口の違いです。
顔は、
その人がこれまでどう生きてきたかの結果。
催眠術は、
そこから一歩先に進むための技術です。
顔に答えを求めすぎない。
それが、
催眠を正しく理解する第一歩だと、私は考えています。